今年一年を振り返る(前編)

なんか久しぶりに書くんで緊張するんですが、皆様どうもご無沙汰しております。
いやー、音楽ブログのほうはちゃんと毎週更新して、我ながら頑張ってると思うんですが、こっちのほうはすっかり放置してて、年明けに一回前年の総決算をした以外は、二回病状の報告をしただけという体たらくでして、本当に申し訳ないというか何と言うか。
まあ皆さんツイッターなどに主戦場を移しているみたいでして、更新を続けているブログも少ないようですから、そんなに恐縮する必要もないのかもしれませんけど、やはり短文しか書けないツイッターではなく、ブログでガッツリと書くべきこともあったにはあったんですよ。でも面倒くさくて結局書かずじまいだったというのは、怠慢の謗りを免れないのかな、という気もしております。
というわけで、今回はその点の反省を踏まえつつ自分なりに今年を振り返り、がっつり1年分書いてみようかな、なんて思います。まあ仕事も一段落してだいぶ楽になったんで、リハビリがてらに頑張ってみようかなという感じですので、まったりと読んで頂ければ何よりです。


今年はアイドル関係について言えば、一言「さらに進行する在宅化」でしょうか。
去年は一気に在宅化して、今まで年30回現場に通っていたのが一気に10回にまで減ったんですが、今年はさらにその傾向が進んで、たったの5回になってしまいました。
それも全部乃木坂(2月の幕張メッセ、5月のプリンシパル、9月の個別握手会、10月の代々木第一体育館、12月の日本武道館)ですから、まるで専ヲタみたいです。本当は可愛い子なら誰でも好きなのに。
原因としてはとにかく金がなかったことですね。去年の夏くらいから体調を崩していたんですが、1月頃からそれがさらに悪化して、夏くらいまでは半分無職みたいになってましたし、今も出勤に制限がかかっていてフルタイムでは仕事をしてないので、収入が本当に少ないんですよ。
しかもその少ない収入の大半は治療費に消えるわけでして、そりゃ現場に行けなくなるよね、って感じなんです。
ただ昨年までは現場に行きたいという気持ちが強くて、現実とのギャップに気持ちが引き裂かれそうになることも多かったんですが、今年は加齢のせいなのか現場に行くこと自体を億劫に感じるようになってきたので、葛藤は少なくなりましたけど。
これが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんけど、少なくとも精神的に辛くはなかったので、まあそれだけは不幸中の幸いと言うか何と言うか。
あと家にいる時間が長かった分、CSやネット配信や動画サイトでやたらといろんなアイドルを楽しむようにはなりました。かつて鬱で休職したとき、家に引き篭もっていたためやたらとアニメに詳しくなった時期があったんですが、今もそれに近い状態ですね。
基本的に地下気質には乏しいみたいで、マイナーへと進む傾向はあまりないんですが、それでもかなりのアイドルを広く浅く観たり聴いたりしていたので、年齢の割には結構詳しくなってしまいました。
聴いただけだったら300グループくらいはいったんじゃないでしょうか。これはネット時代の恩恵ですかね。おかげで守備範囲は穴だらけではあるもののいろんな音を楽しむことができて、退屈はしなかったですよ。
最近はローカルアイドルとかでも侮れない音を出している、ということが知れただけでも収穫でした。やっぱり知らないよりは知ってたほうがいい、というのが僕の基本的なスタンスなんで。
というわけで、確実に世界は広がった1年でしたね。まあお金はほとんど落としていないので、アイドルの皆さんからしてみれば一番嫌なタイプのヲタなんでしょうけど。


せっかくなので今年の5大ニュース(アイドル関係)というのも挙げてみましょうか。といってもボケが始まっているのか、ろくに何が起きたか覚えてないんですが。


1.峯岸みなみ坊主事件


これはアイドルを見ていて久しぶりに不愉快になった事件でしたね。そのせいか今でも覚えています。
もしこれを自分の意志でやったんなら短慮過ぎますし、「この子って自分のことしか考えてないんだな」という印象だけが残りました。公式チャンネルでこれを流した運営に対しても、刺激の求めすぎで麻痺してるんじゃないのって不信感が流れましたね。
正直これは再起不能になるレベルのダメージかと思ったんですが、今では普通にテレビでネタにしてますし、峯岸も研究生で結成された新生チーム4のリーダーとして、しっかりまとめていて再評価されているんですからすごいです。芸能界の荒波を渡っていくには、これくらいメンタルがタフじゃないとやっていけないんでしょうね。


2.指原、AKB総選挙で1位


処女厨ざまあ」ととりあえず思いました。僕はアイドルの恋愛とか何とも思わない人なんで(さすがに不倫とか枕営業レベルになると引くけど)。
しかし最初に見た時は「なんだこのブス」としか思わなかったのに、今やこの巨大グループのトップの一人ですし、いろいろ見ていてもメンタルが強靭でコミュ力が半端なく、どう考えても俺より仕事できるだろうななんて考えちゃって、ひたすら感心してます。この子には負けたって感じですかね。


3.大箱ラッシュ


48グループやももクロあたりは前から大きいところでやってましたけど、今年はベリキュー東京女子流スパガ9nineが武道館、乃木坂が武道館と代々木と幕張メッセエビ中SSAと、いろいろなところがどんどん動員力を伸ばしていった印象があります。
来年はE-girlsがアリーナツアーやるそうですし、BABYMETAL(2DAYS)やチームしゃちほこも武道館、乃木坂も横浜アリーナが決まっています。確実にアイドルを観に行く人は増えているわけで、文化として着実に根付きつつあるのかなと、ちょっと嬉しくなってきたりもしていますね。


4.熊井ちゃんが20歳に


あーもう20歳か。月日が経つのは早いものだな。
僕が彼女目当てでこの世界に入った時、まだ熊井ちゃんは11歳でしたから(ロリコンというツッコミはなしで。今は更生してます)、それを思うと感慨深いものがありますね。
熊井ちゃんに関しては殿堂入りという扱いで、テレビで見る機会もあまりないせいか、すっかり遠くなっちゃったんですが、たまにトークを聴くと本質的なところでは全然変わってなくて、安心するような不安になるような妙な気分になります。


5.モーニング娘。来年「モーニング娘。'14」に改名


これは今年で一番ウケたニュース。
名前に西暦が入るのは、セルジオ・メンデス&ブラジル'66とかこおろぎ'73とかGメン'75とか1986オメガトライブとか1999少女隊とか東京ヴェルディ1969とかシャルケ04とかみたいで笑えますが、「ワンフォー」と呼ばせるというのがまたツボに入っちゃって。
それと毎年改名するというのも、直木三十五みたいでまた笑えます。あとイギリスにスピッツ(『ロビンソン』とかのスピッツとは違う)というバンドがあって、毎年名前を変えるという謎のコンセプトで有名でした。僕が把握しているだけでもスピッツスピッツオイル→スピッツエナジー→アスレティコ・スピッツ'80→スピッツレス→スピッツセクシャル→スピッツヴィジョン→スピッツマス→スピッツエナジー2000と変えていて(さすがに面倒くさくなったのか、今はスピッツで定着していますけど)、それを思い出しましたね。もしかしてつんくはこれをパクったのか(ないない)。
それにしても中途半端な改名ですよね。改名と言うより改称ですし。なんつーか定着してしまったイメージを払拭して新路線を打ち出したいけど、かと言って看板の恩恵は捨てられないから、折衷案でこの名前に落ち着いたって実情が透けて見えるようです。
個人的には「モーニング娘。」という看板に愛着がないので、いっそのこと思い切ってまったく違う名前に変えちゃったら、と思わなくもないんですけどね。名前だけで古いイメージがつくのは避けられないですし、絶対昔と比べられるので余計な苦労が多くなりますから。これを言うとヲタは「モーニング娘。は歴史が…」みたいにぐずぐず言うんですけど、ヲタ以外の人にとってはそんなの関係ないですし。
まあ名前を本当にまるっきり変えちゃったら、看板のおかげでありつけるおこぼれがみんななくなっちゃいますから、これがもっとも現実的な改名なんでしょうけどね。一番現実的なのは改名しないことだと思いますけど、話題作りのために事務所がない頭を必死に絞って考えた結果がこれだと考えると、無碍に否定するのも悪い気もしますし。
全盛期のイメージと戦わなくちゃいけないですから、今のメンバーは大変だなあと同情します。老舗ならではの悩みですよね。あ、同情してるのはメンバーに対してだけで、事務所や会長は嫌いなのですけどね。二度と関わりたくないと思うくらい。
あとプロデューサーに関しては別に嫌いではないです。ツイッターやブログとか読んでで、「感覚だけでしか動けない人で、あまり頭は良くないんだろうな」「裸の王様」と思うくらいで。


そして今回は特別企画として、自分がよく聴いていた曲をピックアップして紹介してみたいと思います(アイドル楽曲大賞と同じく、12年12月から13年11月までのリリースが対象)。
本当は20曲くらいに絞るつもりだったんですが、あまりにもいろんなものを聴き過ぎているせいか、とてもじゃないけど絞りきれなくて、結局70曲くらいになっちゃいました。
おかげで3回に分けて書くことになっちゃいましたからね。正直年の瀬に何やってんだって感じですが、それだけ充実していたとポジティブに考えておきましょう。
まあこれだけ動画を羅列しても、観てもらえるとは思ってないんですけど、あとで資料として自分の役には立つと思うので、まあいいかなって思ってます。
僕は楽曲派(笑)なんて高尚な存在ではないので、音楽性とかクオリティとかどうでもよく、ただひたすら自分の快感原則に従ったチョイスになっております。
それどころかネタとして気に入ったとか、MVがエロいとか、そういう音楽とは何にも関係ないレベルで選んだものすらあります。あとヲタだから乃木坂がやたら多い(笑)。
あと前に「可愛いのは最低限の前提で、そこを踏まえたうえでしかも曲も良くないと自分は気に入りませんよ」って書いたんですけど、そのへんは多少宗旨替えしてます。無論ルックスが良いことに越したことはありませんけど、曲は曲として単体で評価するようにはなってます。
それと楽曲派みたいなウザい薀蓄を垂れることはしませんけど、ただ動画を貼るだけではさすがに味気ないので、簡単な解説と感想は付け加えておきますね。
まあ暇で暇でどうしようもない時にでも、ちょこちょこ観て頂ければ何よりです。こんなの一気に全部観るの、俺でも不可能ですし。
じゃ、とりあえず今日は20曲(追記:確かめ直してみたら21曲ありました。もはやろくに数も数えられなくなったか)いきます。

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近況報告

どうもご無沙汰しています。
一応鬱の治療でお休みしていたんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらは鬱に関してはかなり軽快していて、乃木坂の1周年記念ライブにも行ったくらいだったんですが、その後別の問題が発生致しまして。
それは眼疾です。何の前兆もなくいきなり、黒目が思い切り外側に寄ってしまったのですね。昔のテリー伊藤氏や今のあぶらだこヒロトモさんを、もっとひどくしたような斜視になってしまったのです。しかも時々外寄りになるのが左右入れ替わるので、もう何だかわけが分かりません。
そんな状態ですから当然まともにものが見えるわけがなく、正面の画像と横の画像が同時に網膜に映るというカオスな状態になり、歩くことすらままならなくなってしまいました。首を90度に曲げると何故か焦点は合うのですが、当然ですがそんな体勢をずっと続けられるわけもないですし、その日は基本的にほとんど横になったままでしたね。
で翌日、朝一番で眼科医に行ったんですが、これは脳動脈瘤か脳腫瘍の可能性があると言われて、大病院の脳神経外科への紹介状を書いてもらい、急遽そこに行くことになってしまいました。さすがにそんなすごい病名が出てくるとは思わなかったので、かなりビビりましたね。最近も同僚が一人脳動脈瘤の破裂で亡くなってますし。
結局脳神経外科MRIを撮ったり、精密検査を受けたりして、そっちの可能性は排除されたんですが、そうすると今度は原因が分からない、ということになってしまい、それはそれで困りました。
そうこうすること約二週間、多分ストレス性だろうということで、とりあえず処方されたステロイド系の薬品が効いたのか、段々と画像のずれが小さくなっていき、今日になってようやく普通に見えるようになって、ほっとしているところです。
と言っても、まだ時々ものが二重に見えたり、右目からだけ涙が出てきたり、まぶたが異様に痙攣したり、時々視界に小さなものが飛んでいるように映ったりと、かなり不安定な状態ではあるのですが。


とりあえず目が見えるようになったので、今は溜まっているテレビ番組の録画を順繰りに観てるんですが、量が多過ぎてちょっと死にそうです。
でもきちんとものが見えるということ、感覚器が正常に働くということは、本当にありがたいことなんですね。今回のことで痛感しました。
まだ二十年くらいは生きると思うので、体のケアはきちんとしないといけません。今は神経も耳も歯も指も腰もおかしいので、できるだけ大事に使おうと思っています。
皆様も若い若いと思って無理をしていると、ある日突然体にガタが来ますから、注意して下さいね。まあ自分は人並外れて体が弱いので、一緒にするなと言われてしまいそうですが。
あとこれで今度こそ職場復帰に目途が立ちそうで、それも嬉しいです。いい加減お金を何とかしないと、アイドルの現場に行くこともできないですからね。実際プリンシパルの連番断ってますし。でもこれ以上借りたり立て替えたりしてもらうわけにもいかないので。

近況報告

こんにちは。
実は昨年の11月から12月にかけて、欝で仕事を休んでいて、年末から復帰したんですが、どうもいろいろと無理があったみたいで、またおかしくなってしまいました。
会社からはきちんと治してから出てくるようにと釘を刺され、医者には正直に病状を話すように注意された挙句、結局1ヶ月以上の休職ということに相成りました。
春頃には現場に復帰して、いよいよ本格的にヲタ復帰を目論んでいたんですが、全部頓挫することになってしまいそうですね。それどころではなくなってしまって。
しばらくはアイドルはテレビで楽しむだけになってしまいますので、このブログも開店休業ということになります。まあ最近は思い出したようにしか更新してなかったですから、今さら開店休業も何もないのですが。
とりあえずは仕事にコンスタントに出られるよう、療養に努めることにします。とにかく今は首を切られないだけ感謝という状態ですから。
当分は調子の良い時に洋楽ブログを更新して、後は時々ツイッターで呟く程度になると思います。もしツイッターで妙なことを口走っていたら、その時は「ああ、薬が効き過ぎてるんだな」と思って頂ければ幸いです。
運が良ければ1、2ヶ月で元に戻るかもしれませんので、そのときはまたよろしくお願い致します。
それでは、またいずれ。

昨年一年を振り返る

今さらですがあけましておめでとうございます。
例年なら年末か年頭に何かしら書いているんですが、今年は三が日全部出勤だったもので更新用のまとまった時間が取れなくて、今頃年始のご挨拶をしているという次第です。
相変わらず間が悪く、しかもそんなにやる気もないという困ったブログではありますが、今年も何回かは更新すると思いますので、どうかよろしくお願い致します。

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第11回ハロプロ楽曲大賞2012

どうも、皆さんお元気でしょうか。
自分は当ブログの内容について、JASRACから警告が来たため慌てて文章を削除したりして、なかなかエキサイティングでした。
もちろん歌詞を聞き取って載せてしまったこちらに全面的に非があるんですが、3年くらい前に書いて当の本人ですら忘れていたことを、いきなり著作権の侵害として指摘されたのはさすがに驚きでしたね。よく探したなと思って。
はてな法務関連窓口」なんてところから連絡が来て、メールで処置についてやり取りするなんて経験はそうそうないんじゃないでしょうか。
認識が甘かったですね。こんなことが二度とないよう以後気をつけます。反省。


とどうでもいい前置きを書いてしまいましたが。
今回は『第11回ハロプロ楽曲大賞2012』に投票したので、備忘録的な感じでそれについて書いてみました。
自分はもうとっくの昔にハロヲタではなくなっていて、ハロとその周辺で起こる現象をウオッチしているだけの部外者なので、投票したりブログで書いたりしていいものなのかどうか迷ったんですよ。「投票するほどハロプロ好きなのか」って突っ込まれそうですし。
それでもアイドル全般が好きなので、一応ハロ曲もだいたい聴いています(買ってないけど)し、ベリキューメンがテレビに出るときは欠かさず観てはいますから、まったく資格がないわけではないだろうと思って考えてみました。
まあ他所からハロプロを見るとこういう風に見える場合もある、という例として、軽く読み流して頂けたら何よりです。

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第1回アイドル楽曲大賞2012


乃木坂の握手会レポ以来、久方ぶりの更新になってしまいました。
今年も『第1回アイドル楽曲大賞2012』に投票したので、今回は備忘録的にそれを書いておこうと思います。
と言っても最近は洋楽系に回帰してしまって、アイドルの曲は広く浅くしか聴いてないので、ごくありきたりな内容になってしまいましたけど。
まあ在宅が気楽に書き流した、と思って読んで頂ければ何よりです。

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一人で行く乃木坂46個別握手会。


こちらのブログはもう放置かな、なんて思っていたんですが、9ヶ月ぶりに書く気が起こったので更新しました。
しかし悲しいかなもう引退寸前の身。見切り発車で書き始めたのはいいものの、どうもテンションが上がらなくて勘もつかめなくて、ぐだぐだなものになってしまいました。
もう一つやっている洋楽ブログのほうは、一時期よりもペースは落ちたとは言え週一回更新できているんですが、こちらのほうはテンションやモチベーションの上げ方が違うようで、なかなか筆が進まないんですよね。
もうそろそろ潮時なのかな、と思いつつも、とりあえず握手会レポを書いてみました。
生存確認みたいなものだと思って頂ければ何よりです。つまんないと思うんで隠しますね。

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