第1回アイドル楽曲大賞2012


乃木坂の握手会レポ以来、久方ぶりの更新になってしまいました。
今年も『第1回アイドル楽曲大賞2012』に投票したので、今回は備忘録的にそれを書いておこうと思います。
と言っても最近は洋楽系に回帰してしまって、アイドルの曲は広く浅くしか聴いてないので、ごくありきたりな内容になってしまいましたけど。
まあ在宅が気楽に書き流した、と思って読んで頂ければ何よりです。




とりあえずこんな感じです。
そんなにたくさん曲は聴いてないと思ったんですが、いざ選ぶとなると良い曲が多くて非常に苦労しました。
個人的にはアイドルポップスはキャッチーさが一番大事だと思っていて、一回聴いただけでもメロディーを覚えられるような、分かりやすい曲が好きなんですよ。
ですから今回はなるべくそこに重点を置いて選びました。そのため基本的にベタな選曲になっています。


《楽曲部門》


1位:乃木坂46おいでシャンプー

柔らかく清楚で純度の高いところがネオアコを思わせて好きです。ありがちに思えるんだけど実は意外とそういうアイドルっていなかったわけで、かなり新鮮に聴けました。
アレンジが上品で心地良く、飽きずに何度も聴けるところも良いです。
あとHTCJのCMで死ぬほど聴かされたため、脳内に刷り込まれているというのもあるかもしれません(笑)
振り付けの変更騒ぎなど、妙な思い出も多い曲ですね。



2位:ノースリーブス『ペディキュアday

ひたすらガーリーで可愛らしく、ギターアレンジも軽やかで、初期のノースリーブスに回帰したところが気に入っています。
キーが高くファルセットの部分もところどころあるので、CDで聴いている分にはすごく気持ちいいんですけど、いざ歌うとなると大変だろうな。



PVがない。ショートバージョンでもいいからつべに載せて下さいエピックさん。


3位:東京女子流『Bad Flower』

アレンジの黒っぽいところと、変に攻撃的なところが気に入っています。
『Limited addiction』以降の女子流のシングルは、正直な話いまいちピンとこなかったんですが、これは攻めている感が前面に出ていて好きですね。



4位:BABYMETAL『いいね!』

エレクトロニカとヒップホップとスクリーモの混合って感じで、あまりメタルっぽさは感じなかったですけど、遊び心が感じられてこれはこれで好き。
唯一キャッチーさではなく、ユニークなアイディアに惹かれて選びました。



5位:NMB48北川謙二

タイトルだけ聞いた時は「また内輪ネタか」と呆れましたけど、実はアップテンポのちょっとラテンっぽいノリで、サビも非常にキャッチーというポップソングでした。
とにかくタイトルと歌詞がいまいちなのが残念。



《アルバム部門》

1位:東京女子流『Limited addiction』

全編80年代ブラック・ミュージック的なグループ感に溢れているところと、ギターやベースの音が実に気持ちいいところが好きです。
この路線でどこまで行けるか楽しみですね。


2位:AKB48『1830m』

正直出来は散漫で、「質より量」という言葉がぴったりな感じなんですが、良い曲は本当に良いので。
本気出したときの曲の完成度は相当高いと思います。


3位:Tomato'n Pine『PS4U』

曲の出来自体はかなり良かったと思います。楽曲派にはお薦めですね。
ただ個人的に歌い手にあまり魅力を感じないので、今ひとつ推せませんでした。


《推し箱部門》

乃木坂46

「努力」とか「根性」とか「パフォーマンス」とかを売りにするアイドルに飽きてきたところがあるので、乃木坂のゆるいお嬢様感とガーリーなところにはまりました。
綺麗にまとまり過ぎてアクがないところ、振り付けが体操みたいで変なところ、運営の頭がおかしいところなど欠点も多いのですが、僕とは相性が良いみたいです。


かなり悩んだ割には普通のセレクションになってしまったのですが、奇を衒っても仕方ないですし、考えること自体が楽しかったので良しとします。
本当はFairiesとかぱすぽ☆とかスパガとかおはガールとかも入れたかったんですけどね。来年はベスト10にしてほしいな、なんて思いました。
しかしノミネートリストを見て、その楽曲の数に驚きました。僕の場合多分全体の1割くらいしか聴いてないんじゃないでしょうか。それくらい多かったです。
特にインディーズ系のアイドルの数の多さはすごいですね。こんなにあちこちにアイドルユニットが乱立するというのは、今までなかったことだと思いますよ。
個人的には選択肢がたくさんある状態がベストだと思っているので、この状況は好きですね。まあこんなバブルみたいなことがいつまで続けられるのか、とか考えるとそれはそれで悩ましいですけど。
来年もしあるなら、PV部門を作ってほしいですね。各グループがそれぞれ低予算なら低予算なりに工夫を凝らして作っていますし、『ハロプロ楽曲大賞』でハロの代わり映えしないMVからベスト3を選ぶ作業よりは、ずっと有意義だと思いますので。


あとは『ハロプロ楽曲大賞』で今年も終わりですね。
まあハロの曲もシングルしか聴いてない状態なので、これより中身が薄くなってしまいそうですから、やるかどうかは分かりませんけど。
もし選んだらまた更新します。その時までお元気で。