今年一年を振り返る(後編)

どうもです。もう前置きを考えるのもめんどくさいくらい疲れました。
音楽ブログも週一しか更新しないですし、こっちに至っては8ヶ月も放置していたのに、いきなり3日連続更新とかムチャし過ぎだろと自分でも思うのですが。
まあ大晦日で暇ですし、なんにもやることないからいいんですけどね、別に。あーリア充になりたい。昔は割とそれに近い時期もあったんだけどな。
愚痴はこのくらいにしておいて、今回は17曲の紹介と各部門のアワードをやってみます。相変わらず独断と偏見に塗れていますが、読んで頂ければ幸いです。
それともし3日間お付き合い頂けている方がいたとしたら、それについても御礼申し上げます。なかなかこういう他人のオナニーに付き合って下さる奇特な方はおられないと思いますので。




・BABYMETAL - イジメ、ダメ、ゼッタイ


僕はメタルが大好きなんで、ベビメタに食いつかないわけがない(笑)
初期はアイドルポップスにメタル的なエッセンスで味付けって感じでしたが、この曲はもろにパワーメタルに接近していてもう感涙です。いじめを題材にしたところも、ぶっ込んできた感じで良いです。
自分は好きですけどジャンルがジャンルだけに、普遍性は薄いのかななんて考えてましたが、なかなかどうして動員はたいしたもので、来年は武道館2DAYSですからね。もともとはさくら学院からの派生ユニットなのに立派。
珍しくライブに行きたいと思いました。ちょっと頑張ってみるかと一瞬考えましたが、やっぱりライブハウスは無理かなあ。


・BABYMETAL - メギツネ


メタルとアイドルにさらに和の要素が融合して、なんかすごい世界になっています。
この曲はかなりメタルコアに接近してる感じになってますね。スクリーモとかパワーメタルとかポストハードコアとか、毎回毎回いろんなメタルのジャンルを軽々とやっちゃうのは、サウンドプロデュースの人がよっぽどメタル全般に造詣が深いんだろうなと感心。
今まではアイドルとメタルサウンドのギャップをネタ的に楽しむところもあったんですが、この曲は両者がかなりの加減で融合していてほとんどギャップを感じません。そこは好みが分かれるでしょうね。
YUI-METALとMOA-METALの「ソイヤソイヤソイヤソイヤ」という可愛い掛け声がいい感じ。


・BABYMETAL - 紅月-アカツキ-


『メギツネ』のカップリングですがこちらも良いです。
ロディアスなメタルチューンで、一時期のジャパメタ(陰陽座とか)を思わせる感じに仕上がっています。
タイトルからすると、X-JAPANへのオマージュでもあるのかな。メタルサウンドに絡みつくような鍵盤もいい味出してます。


Berryz工房 - ROCKエロティック


この曲は一回聴いただけで覚えられて、それだけでも評価してるんですが、それよりも何よりもMVがすごい。
『Mr.Moonlight ?愛のビッグバンド?』を思わせる内容なんですが、ベリがこれやると何か面白いんですよね。
見ただけで面白いアイドルというのは、貴重な個性だと思いますよ。見ただけで失笑しちゃうアイドルはいくらでもいますけどね。
あと熊井ちゃんはやっぱりイケメンだなあ。


BELLRING少女ハート - サーカス&恋愛相談


これは『推し増しTV』で知ったんだったっけ。一発で気に入った記憶があります。
プログレが入ったようなシアトリカルでサイケデリックな楽曲と、ところどころ歪みを見せるトラック、音痴と紙一重のヴォーカル(わざとずらすように指示してるって話も聞いたけど、そんな技量あるのかなあ)が三位一体となって、変なカオスを作り出しています。
アルバムも聴いてないですけどすごく良いって評判なので、なるべく早く何とか入手したいものです。


前田敦子 - タイムマシンなんていらない


とにかく前田敦子の声って好きなんですよ。曲調も開放的でいい感じですし。
彼女はAKBの末期はプレッシヤーに押しつぶされそうになるのを何とか耐えている感じがすごくて、見ていて気の毒になるくらいだったんですが、卒業後はその軛から解放されたのか、昔のような明るい表情が戻ってきましたね。
MVを観ても自然体な感じで、随分綺麗なお姉さんになったなと、妙に感慨深い気分になりましたっけ。


・町あかり - もぐらたたきのような人


乃木坂メンバーがMCを務めるニコ生の番組『生のアイドルが好き』で観て、衝撃を受けた一曲。
農業高校のOGみたいな風体で、アイドルには見えないしなんだろこの人と思ったら、歌がまたなんだこりゃって感じでひっくり返りました。
本当に一回聴いたら頭から離れないんですよね。中毒性の高い洗脳ソング。無駄に歌が上手いのもまた何というか良い味出してます。


モーニング娘。 - 愛の軍団


モーニング娘。はメジャーアイドルにしてはメンバーに華がないように感じるので、正直な話ほとんど興味がないんですが、これは割と気に入りました。
とにかくトラックがカッコいいですよね。まあこれはつんくの功績ではなく、大久保薫の功績なんですが(これはEDM路線全般に言えるかも)。それと「ほんと?」の連呼も耳に残りました。
トレードマークのフォーメーションダンスも、猫背中腰でのこのこ移動するところとかユーモラスで笑えて、そのせいかMVは何度も観ました。この路線でずっと行くのは、手足を自ら縛るようなものですからどうかと思いますけど。
あとモーニング娘。の曲では『ブレインストーミング』も、モールス信号みたいな変なメロディーと、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」を導入した振り付けで印象には残ってます。
しかし最近のハロプロのMVは、日本語と英語の字幕が仕様になってるんですね。これは海外向けのアピールしてるんでしょうか。正直邪魔なんですけど。


ももいろクローバーZ - 仮想ディストピア


ももクロはギミックがメンバーを置き去りにしている曲が多くなって、昔ほど乗り切れなくなってるんですけど、この曲は好きです。
しかしシングルよりアルバム曲のほうがポピュラリティがある、というのが何とも不思議な話ですね。まあそういうところもももクロらしいのでしょうけど。
それにしても近年の膨張振りはすごいですよね。無印時代に2度ほど観て、「これは売れるだろうな」とは思ったんですけど、ここまでになるとはさすがに予想してませんでした。
ももクロだけでも相当なのに、エビ中やしゃちやたこやきレインボーなども合わせて確実に一大勢力を成していますし、このへんには素直に感心します。
あと「全力」というのを魅力的に見せるのが上手いです。いくら全力でも悲壮感が漂ってたら観ていて楽しめないですし。そのへんは女優系の事務所だからなのかな。


・夢みるアドレセンス - 泣き虫スナイパ→


中高生向けのファッション雑誌『ピチレモン』の現役モデルとOGモデル6名で結成されたガールズユニットなんだそうです。
さすがに脚が長くて細くてスタイルも良くて、すらっとした女の子好きの僕からすると、観ているだけで気持ちいいです。
もちろん曲も良いと思いますよ。アレンジは普通ですが、メロディが好きです。


ゆるめるモ! - SWEET ESCAPE


8人組のアイドルユニット。「You'll Melt More!」で「ゆるめるモ!」なんだとか。
70年代のジャーマン・プログレ(ノイ!とか)みたいなトラックが気持ち良くて、そこにゆるいヴォーカルが載ると、10分があっという間に過ぎてしまいます。
MVも静かな狂気を秘めている感じがして、結構好きですね。面白い。


・ライムベリー - SUPERMCZTOKYO


最近のヒップホップにはまったくついていけない僕ですが、これはオールドスクールな感じで気に入りました。
80年代を思い出すのが、おっさんの琴線に触れるのでしょうかね。


愛乙女★DOLL - ビターチョコ・バレンタイン


「ラブリードール」と読みます。元AKB48研究生の愛迫みゆ(AKB時代は上遠野瑞穂)と佐野友里子が在籍していることで一部に知られています。
この曲はダンサブルなサウンドでありつつ、哀愁漂うメロディとかコーラスとか間奏の泣きのギターとか、切なくて良いですね。
佐野さんはAKBを気の毒な辞め方したんで、少しでも陽の目を見てくれると嬉しいなと思ってます。


RYUTist - Beat Goes On! 〜約束の場所〜


新潟県新潟市古町を活動拠点とする、4人組女性アイドルグループ。
前から曲が良いみたいな噂は聞いてたんですが、聴いてみるとピュアで優しい歌声と、繊細で味わい深いメロディーがなかなかですね。
また板尾創路の『砂渡し爺』、ハナレグミの『家族の風景』、ボン・ジョヴィの『You Give Love A Bad Name』、スペクトラムの『サンライズ』をカバーするなど、独特のセンスも持っているみたいです。


lyrical school - PARADE


6人組のヒップホップアイドルユニット。略称リリスク。もともとはtengal6という名前でした。
トラックがいいなあと思ったら、これもtofubeatsが関わってるんですね。ハッピーなラップチューンで、聴いていて楽しくなります.
MVのロケーションもファミレスっぽくていい感じ。


・リンダIII世 - 未来世紀eZ zoo


群馬のアイドルユニットで、全員日系ブラジル人で構成されているという変り種です。一人以外は生まれもブラジルなんだとか。
平均年齢13.5歳と若いグループですが、ブラジルの血のせいか全員大人びて見えるのがいい感じですね。雰囲気からして他のアイドルと全然違います。
曲はブラジルで流行しているバイリ・ファンキというジャンルを取り入れていて、これもやはり独特です。不勉強でブラジルの音楽と言えばサンバやボサノバ、そしてメタル(セパルトゥラとかANGRAとか)しか知らなかったんですが、テクノとブラジリアン・ミュージックが混ざり合った感じで面白いですね。
友人が一度TIFで彼女たちのステージを観たそうですが、本当に素人丸出しな感じである意味すごかったそうです。ただMCはカタコトな感じで可愛かったとか。


渡辺麻友 - ラッパ練習中


ブラスがいい感じで響いて、まゆゆの曲の中では異質な感じですが、これはこれでいい感じ。
これでつんくのコーラスが入ったら、そのまま10年前くらいのハロプロ曲になるなという気もしないでもないんですけど。
まあでもAKBのメンバーの中でも、最もソロ歌手として佇まいが成立しているのはまゆゆですねえ。


最近はクリエイターがアイドル業界に集まってきて、楽曲の質量ともに右肩上がりですね。いい時代です。
前はこういうアイドルバブルっていつまで続くのか不安だった時もあるんですが、アイドルって固定客さえ掴めば安定したの売り上げが見込めるわけで、レコード会社が大事なコンテンツとして手放さないでしょうから、もうしばらくは続くのかなと思うようになってきました。
ただこれだけ雨後の筍のようにアイドルがいる状態というのは、選択肢が多いためすぐに別なところに移っちゃう可能性も大きいわけで、アイドル側としては大変なんじゃないかとも思います。
まあこちらはあくまで消費者側なわけで、可愛い子が良い作品を歌ってくれればそれで十分ですけどね。あとのことはどうでもいい。


動画の羅列ばかりしてもアレなので、個人的なアワードも書いておきます。
自分が狭い見識と歪んだ認知の中で選んだものなので、説得力皆無(つーか乃木坂ばっか)なんですが、まあ個人的な傾向がこんな感じだということで。


【ベスト楽曲】


・『君の名は希望』(乃木坂46

感想は前回の更新で書いたんですが、心に響く名曲です。
どこに持っていっても、説得力があると思うんですよね。できるだけ多くの人に聴いてほしいです。




【ベストアルバム】


・『約束』(東京女子流

3年連続東京女子流になっちゃいました。
前よりは地味になった感は否めませんが、捨て曲がなく純粋にクオリティが高い1枚です。
メンバーそれぞれのヴォーカルにも特徴が出てきて、成長を感じますね。
あとももクロの『5TH DIMENTION』も良かったですね。重厚なコンセプト・アルバムでした。


約束 (Type-A)  (ALBUM+Blu-ray Disc)

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【ベストMV】


・『そんなバカな…』(乃木坂46

カップリングなのに長尺で、設定も凝った一品。
とにかく堀未央奈以外のメンバーのテンションが異常に高くて、無理やり楽しい気分にさせられるはじけた内容です。
難しいところや意味深に見せようとするところは一切なく、ひたすらアッパーでバカっぽいところが好きですね。




【ベストライブ】


乃木坂46 真夏の全国ツアー2013 FINAL!(10.6 国立代々木競技場第一体育館)

全曲歌った2月22日の幕張メッセでのコンサートも捨てがたいのですが、迷った末にこっちに。
やはりいくちゃん(生田絵梨花)の生ピアノ&オーケストラでの『君の名は希望』は感動しましたから。
それと選抜発表も高まりましたねえ。コンサートであんなに興奮して騒いだのは初めてでした。
あと真夏さん(秋元真夏)の伝説的な鈍足ぶりを、この目で見られたのも大きいかも。


【ベストイベント】


乃木坂46『ガールズルール』発売記念個別握手会(9.21 東京ビッグサイト

他に行ったイベントがないので(苦笑)
とりあえずななみん(橋本奈々未)をはじめとして、なるべくたくさんの子と握手をするように努めました。
ななみんがこっちの話題に妙に乗ってくれたことと、いくちゃんと佐久間正英氏の話をしたこと、みさみさ(衛藤美彩)を川後P(川後陽菜)がつけた「ビー玉ババア」というあだ名で呼んだら、「ババアじゃない」と怒られたこと、真夏さんがメイド服だったことが印象に残っています。


【ベスト写真集】


・『乃木坂派』(乃木坂46

メンバーがみんな綺麗で、それだけでも買ってよかったと思ってます。安いですし。
水着は大人メンバーのみで、しかも全部ワイシャツを羽織ってましたが、そのへんはそれほど期待してなかったのでまあいいかなと。
不満と言えばレイアウトがちょっと、ってところでしょうか。とにかく小さい写真が多過ぎ。メンバーが多いから仕方ないんですけど。


乃木坂46ファースト写真集「乃木坂派」

乃木坂46ファースト写真集「乃木坂派」


【ベストDVD】


・『ガールズルール』Type-B(乃木坂46

単体のDVDは何も買ってないので、シングルの特典映像ですがこれを。
「初夏の全力!乃木坂46大運動会」が楽しくて、何度も観直してしまいました。


ガールズルール (DVD付 / Type-B)

ガールズルール (DVD付 / Type-B)


【ベストテレビ番組】


これは難しいですが、とりあえず4つ挙げておきます。


・『乃木坂ってどこ?』(乃木坂46

僕が乃木坂ヲタですから当たり前なんですが、面白いですよ。すべて保存してありますし。
メンバーは結構体も張るんですが、それが下衆くなってなくて、あくまでも品がある感じがするのは、グループの個性がそうさせるのでしょうか。
MCにバナナマンというのも大きいですね。本当に上手いですから。超売れっ子になる一歩手前で彼らを押さえられたのは、運が良かったというかタイミングのなせる業なんでしょう。


・『SKE48のエビフライデーナイト』(SKE48

深い時間の放送に相応しく結構下衆い内容だったんですが、MCの大久保佳代子がうまくはまっていて、上手に各メンバーの個性を引き出していました。
選抜メンバーや運営が推したい子だけでなく、最年長メンバーの佐藤実絵子とか終身名誉研究生の松村香織とか、普通なら地上波に出てこられないようなメンツも、その味を殺さないよう巧みに起用していて、とても面白い番組になっていましたね。


・『指原の乱』(指原莉乃

これもとにかく下衆い、大人の番組です。
30分ずっと金の話ばかりしていたり、映画屋の社長にずけずけと不躾な質問したり、いろんな業界の裏話が出てきたり、ガチで競馬にぶっ込んで大損して凹んだりとやりたい放題。
観る人を選ぶ内容だと思いますけど、個人的にははずれがない番組です。「テレ東の深夜は何やってもいい枠」ということらしいので、もっと好き勝手にやってほしいものです。


・『女子高警察』(てんとうむchu!

最初は何となく始まったから観てただけ(地上波のアイドル番組はほぼ全部観てる)なんですが、いつの間にかはまりました。
岡田奈々小嶋真子西野未姫AKB48)、北川綾巴SKE48)、渋谷凪咲NMB48)、田島芽瑠朝長美桜HKT48)の7人が、リリー・フランキーとともにミニドラマというかコントというか、とにかくそういうことをやっているわけなんですけど、みんないかにもアイドルって感じでキラキラしていて、それだけでも観る価値あるような気がします。
「chu? chu? chu!chu!chu!」は界隈の一部でも局地的に大流行しているマジックワードです。とりあえず盛り上がりますし。


逆につまんない番組も挙げてみましょうかね。映画で言うラジー賞みたいなものです。


・『ハロー!SATOYAMAライフ』(ハロプロ

ハロプロが農業やエコなどと関係が深いのは、昔からのファンなら誰でも知ってることだと思うんですが、何も唯一持ってる枠で農業することないだろ、と思いますね。
まあバックに大きなスポンサーがあって、そこから去年の広告費を捻出していたらしいから、ある程度は仕方ないんでしょうけど、それにしてもこっちを置いてきぼりにし過ぎだろ。
あと熊井ちゃんが出ないのもダメでしたね。あの高身長を生かして、高い枝から木の実を採取するとかやってほしかったんですが。
あと舞美ちゃんの出た回だけは大真面目に観てました。彼女は僕にとってハロプロ内のオアシスみたいな存在ですね。


・『AKB仔兎道場』(AKB48

今さらテリー伊藤演出はないだろ。番組もひたすら古臭いです。
まあごくたまに面白いこともあるので、一応録画はしてるんですけど、やっぱり『週刊AKB』のほうが面白かったなあ。


・『GO!オスカル! X21』(X21)

これも結構つまらないです。深夜にやるようなノリじゃ全然なくて、親御さんは安心だと思いますが。
出てくる子はそれぞれ結構可愛いと思うんですが、いつも食レポとかやってるんで全然キャラが頭に入りません。まあオスカーに期待するほうが間違ってるんでしょうけど。


・『東京号泣教室 〜ROAD TO 2020〜』(東京パフォーマンスドール

やりようによっては面白くなるとは思いますけど、今のところどこを面白がればいいのかよく分からない番組。
テイストとしては昔やってた『さくら学院SUN』に近い感じですかね。あれも相当な番組でしたけど。
新生東京パフォーマンスドールの面々は、結構ルックスのレベルも高いですし、他の番組で見る限りバラエティ対応力も低くはなさそうなんで、期待はしているのですけど。


基本的に在宅なんで、テレビ番組でアイドルの印象が左右されることが多くなりましたね。
これは新規も同じだと思うんで、できるだけ多くの人の入り口になるような番組を作ってもらえたらありがたいのですけど。


流行語大賞


・「キテる」「再ブレイク」

これは本当によく聞きましたね。最初は狼の自虐的なネタかと思ってたんですけど、ブログやツイッターとか見てると結構本気の人が多かったですね。
確かにキテると言えばキテるとは思います。℃-uteが武道館2DAYSなんて2年前には考えられなかったですし(「今一番チケットが取りにくいアイドル」って煽り文句はやり過ぎだと思いましたが)、ハロプロ現場にもかつてないくらい女性が増えているというのはいろいろな筋から聞いてますし。
ただはしゃぎ過ぎだな、というのは感じましたね。ハロヲタの多くは自分のところしか見てないですから、前より良くなっていればすぐ喜んじゃいますけど、周りはそれ以上のスピードで走ってる人たちが多いのに気づかないという。
まあそれはそれとして、さすがに「再ブレイク」は言い過ぎだと思いました。自分の同僚にモーニング娘。のコンサートはコンプしている人がいるんで、念のために「娘。が再ブレイクって言われてるのどう思います」と聞いてみたんですけど、「本気でそう思ってるやつは盲目か在宅」ってあっさり切って捨てられたので。
実際傍から見ていると実感として「再ブレイク」ってほどではないですし、最近篠原ともえ森脇健児も「再ブレイク」って紹介されていたので、マスコミの言う「再ブレイク」というのは、ある意味宣伝用のキャッチコピーみたいなものと捉えておいたほうがいいんじゃないでしょうか。少なくとも今のうちは。
ハロヲタの方、気を悪くされたら申し訳ありません。これが素直な感想です。でも「紅白落選」がニュースになっただけでも、過去数年に比べたら充分な進歩だと思いますので、来年以降も頑張れれば目がないわけではないと思います。何だかんだ言って潜在能力はあると思いますしね。事務所はアレですけど。
とりあえず12期に華があってスタイルが良い子を入れてほしいなあ。あと道重さん以外のメンバーの認知度を上げること。これは必須なんじゃないかと。まあこちらは門外漢なので、真剣に考えても仕方ないのですが。


【ブライテストホープ


若手メンバーで個人的に期待している子を挙げておきます。


佐々木琴子乃木坂46


乃木坂2期生ってテレビではほとんど見ることがなくて、握手会のみの活動なんですよね。
だからかなり想像を膨らませてますけど、なんとなくこの子が良さそうだなと思って。2期生では一番の綺麗どころですし。
綺麗なんですけど地味なオーラを纏っているところが逆にいいですね。それと乃木どこの番組見学に来てた時、一人だけ質素と言うか、有体に言っちゃうと貧乏臭い服を着ていたのもポイントです。


北野日奈子乃木坂46


この子もほとんど見てないんですけど、2期生の中では一番アイドルオーラは高い気がします。
握手会での評判も良さげなので、一度は行ってみたいと思っています。来年は狙ってみよう。
しかし『バレッタ』では2期生から堀未央奈をセンターに抜擢したわけですが、どうせなら佐々木、北野も一緒にして2期生3トップにしちゃえば面白かったのに、なんて思います。まあそうなればそうなったで、はじき出された子が可哀想と思うのかもしれませんけど。


西野未姫AKB48


これははっきり言ってステマ枠だ(笑)
ライブ中に隣で「みきー!」と叫ばれたり、飲み会でも名前を連呼されれば、そりゃ嫌でも気になりますから。
ただこの子の場合は最初から目はつけてました。三銃士(西野、岡田奈々小嶋真子)が個別握手会デビューした時、この3人と前田美月(この子は熊井ちゃん2世になりそう。人気は伸びないけど背はすくすく伸びてますし)がいいかなと思って先物買いした実績があるので。まあその後継続的に推してたわけではないので、そんなには威張れないのですが。
この子はバラエティ番組とかだと非常に目立ちますね。雛壇での表情が大きく動いて、すごく気になるんですよ。リアクションも非常に良くて、飛び道具として面白そう。


渋谷凪咲NMB48


この子はさらにステマ枠。約2名が頑張ってます(笑)
何しろまだ一度も生で見たことないですし、それどころか『女子高警察』でしか知らないという。
その番組でも最初は全然目立たなくて、言われなければ気づかない状態だったんですが、最近はだんだんセリフもたくさん任されるようになってきて、スタッフさんに信頼されてきてるのかなと思います。
約2名によると握手会で見ると本当にキラキラ感が半端ないらしいので、来年は一度行ってみようかな、なんて考えているのですが。


佐藤麗奈アイドリングNEO


アイドリング!!!に突然現れた新人。
正直アイドリング!!!のルックス面については期待してなかったんで、こんな小悪魔系のメンバーが入ってくるとは思いませんでした。意表を突かれましたけど好みですねえ。
今のところ性格は割と普通に思えますが、ツイッターに自撮りを貼りまくるあたり、ナルシストな部分はあるのかも。まあアイドルならあって当たり前ですけど。


船木結ハロプロ研修生


よく分からないけど、動画で見て可愛いなあ、と思ったので入れておきました。
多分子供だけが持つ可愛らしさだと思うんですけど、それでも可愛くないよりは可愛いほうが良いと思いますので。
ただ小学生はさすがに推せないなあ。そこはアイドル外道な僕が持つ、唯一の倫理みたいなものなのかもしれません。


・橋本環奈(Rev.from DVL


突如としてネットのあっちこっちで大々的に取り上げられ、注目される反面ステマとも言われている子です。
ただ個人的にはステマだろうと何だろうと、可愛ければ推される価値はあると思っているので、そのへんはまったく気にしてません。選ぶのは結局自分なんだし。
この子は可愛いですね。モーニング娘。に入った頃の久住小春を、さらに可愛くしたみたいな感じ。
ただ背が低過ぎます。150cmないのは個人的にはなしです。まだ中3なので、これからぐんと伸びることを期待しているのですが。


安藤咲桜(つりビット)




地下アイドルつりビットの子で、まだ中学1年生だとか。
『バニラな空』のMVに映っている姿がとても可愛くて、これは推せると思って急遽入れちゃいました。
でも本物に会ったことがないどころか、動いている映像も一度しか見たことないんですよね。それを見る限りでは、やんちゃな子供って印象でしたね。
正直『バニラな空』での映りが良過ぎて、自撮りなんかを見ても今のところそれを越えるものがないので、評価保留ってところもあるのですが。
とりあえず来年一度は行ってみようかと思ってます。イベントの数も本当に少ないらしいので、どうなるか分かりませんけど。


とにかく西野以外は実際に会ったことがないので、一度見てみたいものですね。
本当の評価はそこからになると思います。とりあえずいろいろ楽しみではあります。


【MVP】


とりあえずこの6人が候補です。熊井ちゃんは殿堂入りということで(笑)


橋本奈々未乃木坂46


一応乃木坂での推しと表明している子。ただ僕が本能の命じるがままに推しをほいほい増やすのは有名なので、人に会うたびに「まだ橋本ですか?」と言われてしまうのですが。
この子は女優仕事が乃木坂で一番多いですね。演技がそれほど上手いわけではない(むしろ最初は誰よりも棒だった)のに起用が相次ぐのは、もちろん運営の営業努力が第一なんでしょうけど、雰囲気があると思われてるのかなと、ヲタならではの楽観性で思っています。
彼女の場合は佇まいがアイドルらしくないと言うか、直球の明るさや可愛らしさではなく、影や裏がありそうなミステリアスな雰囲気で勝負するタイプですね。割とアイドルとしての自分を醒めた目で見ているようなところがあるのも良いです。
あと話していて思うんですけど、本当に常識人で地に足が着いたものの考え方をしてます。そこがアイドルとしてプラスになるのかマイナスになるのかは分かりませんが、個人的にはそこも魅力的だと思っています。


生田絵梨花乃木坂46


この子のことも結構持ち上げているので、僕の推しだと思っている人も多いのですが。
彼女の場合は見ているだけですぐに分かる育ちのよさと、そのノーブルさにも関わらずはっちゃけるところは全開で行っちゃう、そのギャップの大きさが魅力ですね。やたら負けず嫌いで根性ありますし。
できろところ(ピアノ、演技など芸能全般)は抜群なのに、できないところ(運動、料理、絵)は本当にからっきしという極端なところも面白いです。
あと声が本当に綺麗なんですよね。握手会で声を聞くだけでも満足します。


白石麻衣乃木坂46


乃木坂の顔ですね。僕も最近大好きになってきました(今さらかよ)。
とにかくルックスが完璧に近くて、それだけでも十分推せるんですが、ビックリするくらいヘタレだったり時々妙にテンションが高かったりと、ただ綺麗なだけの人じゃないです。
握手会では誰にでもフレンドリーで、常連と一見さんとの差をあまり感じさせないのが好きですね。からかうとリアクションもいいので、楽しいです。
あと色がマジで白い。白人でもこんなに透き通っているような人はなかなかいないんじゃないでしょうか。


松村沙友里乃木坂46


実は乃木坂への入り口はこの人なんです。お見立て会で握手したのが彼女なので。
彼女の場合はキャラクターが好きですね。とにかくブレないし不変不動。自分がオチになることも多く、またそれが似合うんですよね。トークを能動的に回せるのも武器かも。
あといつ見てもニコニコしていて、怒ったり不機嫌になったり落ち込んだりしたところを一度も見たことないのも、個人的にはポイント高いです。
食べ過ぎなのが玉に瑕ですが、乃木坂のゆるキャラ的な存在としてなくてはならない人です。握手会ではいつも「さゆりんごぱんち」やってもらってますし。


矢島舞美℃-ute


全然会ってないので今にも殿堂入りしちゃいそうなんですが、今年も現役として推しに入れました。
相変わらず綺麗ですが、最近はそこに年齢相応の色気と言うかエロさが漂うようになってきて、いい感じになってきましたね。女性として見られる感じ。
でもあのほのぼのした性格はぜんぜん変わってなくて、そこは嬉しいところです。10年この世界にいるのに、全然すれてなさそうに見えるのはすごいことだと思いますよ。
もう一度くらい握手会に行きたいですね。でもランダム個別とかバカバカしくて金を出す気にならないですし、どうしたものか思案中です。


白間美瑠NMB48


乃木坂を除いた48グループでは、この子が一番可愛いと思っています。最初見たときは猿みたいだったんですが、どんどん正統派美少女になっていきました。
結構おバカなところもありますけど、本人が屈託ないのでそこも可愛く見えてしまいますね。やっぱり美少女は得だなあ。俺も可愛い女の子に生まれたかった(笑)
今年はじゃんけん大会で大島優子を破ったのが、個人的なハイライトですね。あの時はテレビの前で年甲斐もなく快哉を叫んでいましたから。もう一つ勝てれば選抜だったのに惜しかったです。
去年までは結構握手会にも行ってました。最初はニコニコと愛想よく、僕の着ている服を褒めてくれるくらいだったんですが、何度も行くうちに覚えられたのかタメ口になり、生意気な返しをしてくるようになりました。でもそこも愛らしいですね。
最近はお金がないから握手会にも行けなくなったんですが、来年はまた頑張って行ってみようかな。人気も上がっているらしいので、今のうちに行っておかないと。


というわけで6人ノミネートしましたが、やっぱり今年は橋本さんですかね。
テンションがアイドルっぽくないところが、すっかり癖になってしまいましたし、ゆらゆら帝国とか聴いているなど、音楽の趣味も近くて親近感が湧くので。


うーん、今年はほぼ在宅でしたが、在宅としての楽しみ方が分かったせいか、結構充実した一年でしたね。
来年は在宅と現場のバランスを上手く取りつつ、両方の良さを堪能できればと思います。たまには現場に行きつつお財布に優しいヲタ生活が目標ですね。
年齢的体力的にどこまで続けられるか分からないですから、たとえ刹那的と言われても悔いだけは残さないようにしたいです。
それと一年間楽しませてくれたアイドルの皆さんへは、本当に感謝してもし足りないくらいですね。
来年もまたお世話になります。よろしくお願い致します。
それと現場でお会いした皆さん、すっかり会えなくなった皆さん、もともとネット上だけのお付き合いの皆さん、そもそも交流がないけど読んで下さってる皆さん、大変お世話になりました。
とりあえず良いお年をお迎え下さい。