ハロプロ音楽大賞2011

今回も投票してみました。
「投票するほどハロプロ聴いてるのか」というツッコミをされる向きもあるでしょうが、マジヲタの方々とは熱意の差こそあるものの一応聴いてることは聴いてるので(CDはほとんど買ってないけど)。
とりあえず「ハロヲタじゃない人(ハロのテレビ番組はほとんど観るから、一般人とも言えないけど)がハロの曲を聴いたら何を選ぶのか」という観点で、軽く読んで頂けたら幸いです。




実は投票には一切コメントを添えなかったんですが、それじゃ味気ないのでそれぞれ一言を付け加えてみました。


〈楽曲部門〉


1.My Days for You(真野恵里菜


いかんせん地味であることは否めませんが、実はこれが今年のハロ関係では一番いい曲だったんじゃないかと個人的には思っています。アクや嫌味や臭みがなく、爽やかさが耳に残るところがいいですね。


2.JUICY HE@RT(Buono!


Buono!もミニアルバムとか聴いた限りでは、思いっきり迷走中という感じがするんですけど、この曲は結構気に入りました。かつてに珠玉の名曲群に比べると多少劣りますけどね。


3.シューティング スター(スマイレージ


スマイレージって曲とかを云々する以前に声が甲高すぎて、若干苦手意識があるんですけど、これはライブのUSTで聴いたときに「あー、これはいいな」って思いました。直球でポップなところが好きです。


4.YOU(後藤真希


これは何で聴いたんだか忘れちゃった(カミスンだったかも)んですけど、思いがけず感銘を受けました。彼女の歌唱力も相まって、心に染み入る仕上がりになってますね。活動休止が惜しまれます。


5.PUPPY LOVE!!(ゆいかおり


CSの音楽番組で偶然PVを観て、ちょっとアイドル声優みたいだけど案外いいなと思ったんですが、ヒャダインの曲なんですね。つーかこの人たちがハロ関係とか、ノミネートリストを見るまで知りませんでしたw


つんく曲がほとんどないですね。まあそれは去年もそうだったので、今さら驚くことでもないですけど。
僕が最近聴いているつんく曲は、ほとんどが07年までのベリキューの曲だけですから。それだけあれば十分って感じになってます。
最近の彼の場合確かにたまにはいい曲も書くんですけど、とにかく打率が低過ぎですよね。まさに粗製乱造と呼ぶにふさわしい状態。
正直『ブスにならない哲学』とか、タイトルの時点でもうヤバそうだなとは思ってましたけど、いざ実際に曲を聴いてみたら、見事にその予想が的中していてマジでガッカリしましたから。少し仕事を絞ってほしいです。


〈MV部門〉


1.ヒロインになろうか!Berryz工房


別にいいMVだとはかけらも思ってませんが、あのレディー・ガガを臆面もなくパクるというクソ度胸を買いました。


2.My Days for You(真野恵里菜


ロケってだけでもちょっとテンション上がるよねww


3.甘酸っぱい春にサクラサクBerryz工房×℃-ute


「なんで秋にこの格好なんだ。季節感ゼロ」とかツッコミどころには事欠きませんが、とりあえず同時にたくさんメンバーを見ることができてお得感はあったのでww


正直ハロプロのMVは、AKBみたいに予算をかけているアイドルのものだけじゃなく、地下アイドルレベルの人たちのと比べても今ひとつのものが多い気がします。
予算もアイディアもなく手間もかけてない、ということがよく言われるんですが、実際フォーマットが決まりきっていて、ルーティンワークで撮ってるようなのが多いとは僕も思いますね。
お金がないのはいろいろ事情があるでしょうから仕方ないですけど、作り手側に作品に対する意欲や愛情が感じられないような気がするのはちょっと問題なんじゃないでしょうか。他のアイドルと違って商品にまでしてるのに。
もちろん僕の立場でそういうことを言うのは僭越だということは分かってますけど、MVって間違いなく新規拡大の入り口にもなりますから、あまり軽視してほしくないんですよね。


〈推しメン部門〉


矢島舞美℃-ute


これは不変。ツイッターでつぶやいてすらいませんけど、最新の写真集も実は買ってますしね。
見た目も性格も言うことないです。僕の好みにドンピシャストライクなので。最近は歳相応の色気のようなものも出てきましたし、嫁にほしいアイドルNo.1。
だから1年半以上も現場に行ってないことに対して、良心の呵責みたいなものを感じなくもないのですけど、それについてはいろいろ経緯があるので、仕方ないと考えています。


ついでに先に締め切られた、アイドル楽曲部門のほうも書いておきます。


〈アイドル楽曲部門〉


1.Limited addiction(東京女子流


これは確かPVが気に入ってそこから入ったんだと思います。いい曲なのはもちろんですが、サウンドに対するこだわりも感じられる(この曲に限ったことじゃないけど)のがいいですね。


2.パレオはエメラルドSKE48


単純にいい曲。一回聴いただけで全部メロディー覚えられましたし。それとこれは曲の評価とは関係ありませんが、CDの特典映像で水泳大会が入ってたのは驚きました。


3.胡桃とダイアローグ(AKB48


AKB48の曲にしては珍しく、ひねったかっこよさがあると感じました。PVも低予算ながらなかなかよく考えられていて感心しましたね。


4.ふいに(板野友美


板野推しではありませんが、これは切なさがあって普通によい曲だと思います。ボイトレはしたほうがいいと思いますけど。


5.Attack Hyper Beat POP(東京女子流


スピード感のあるポップというのは、個人的に大好きなので。女子流は他にもいい曲多かったです。


結構いろいろ幅広く聴いてたはずなんですけど、真面目に考えて選んだらなぜか48グループと女子流だけになってしまいました。
他にもアイドリング!!!の『Don't think. Feel !!!』やさくら学院重音部BABYMETALの『ド・キ・ド・キ☆モーニング』、スパガやTomato n' Pine、バニラビーンズ(意外とよかった)などは気に入ってました。それ以外にも今まで名前を聞いたことのなかったようなアイドルにも、結構いい曲があるんだなと分かったのは今年の発見でしたね。
逆にももクロみたいに、奇抜なことを狙おう狙おうとし過ぎてるせいで、逆に自縄自縛に陥ってる気がして興味をなくしちゃったグループもありましたけど。去年の曲は大好きだったのにな。


来年もこんな感じで、いろいろなアイドルの曲を聴けたらいいなと思ってます。
洋楽ブログを始めるなどして、僕の音楽の興味の軸足はほとんど別のジャンルに移ってはいるのですが、完全にアイドルポップスから離れる気はありませんから。これからも気ままにのんびり楽しんでいきたいですね。
あとハロプロはできればもう少し頑張ってほしいんですけどねえ。肝心のプロデューサーの考え方がさらに内向きになっているようで、傍から見ていても心配になります。
48グループだけが突出しているアイドルシーンというのは健全でないと思っているので、ぜひ対立軸になってアイドル界を活気づけてほしいんですけど、どうなるんでしょうかね。