お買い物

今日帰宅時にコンビニに寄って、これを買ってきました。


よつばと! 10 (電撃コミックス)

よつばと! 10 (電撃コミックス)


待ちに待った『よつばと!』10巻です。
このマンガは大きなイベントや、読む人を唸らせるような展開はありません。
描かれているのは主人公の5歳の女の子、よつばの目から見た、平凡なかつての僕達も体験したような毎日です。
大人に遊んでもらったり、悪いことをして叱られたり、新しい事に一生懸命チャレンジしてみたり。
でもそれがありきたりでつまらないかと言えば、逆に新鮮な見方が提示されていて面白いんですよね。
何事もその人の捉え方や考え方によって、楽しくなったりするものなんだということ。
よつばという日常に投げ込まれた一種のトリックスター的な存在が教えてくれているのは、そういうことなのかもしれません。
作者の前作『あずまんが大王』もそうでしたが、普段の風景だけを描いている究極の日常系。
それを面白くしているのは作画だけじゃなくて、日常の繊細な空気感を巧みに切り取っているところでしょうね。
そのせいか一つ一つの所作にリアリティを感じます。僕も子供の頃はこんな感じだったんだろうか。
しばらくはこの穏やかな癒される世界に浸っていたい感じです。