読書ノート

今日の行き帰りに読んでいた本はこれ。


中澤佑二 不屈

中澤佑二 不屈


結構前に入手していたんですが、ちょっと間を空けてクールになってから読んだほうがいいのかな、と思って、今まで寝かせておきました。
中澤佑二 不屈』と銘打たれてますが、これは自伝本ではなく、日本代表のドイツと南アフリカW杯での戦いの内幕を中澤の視点から語った本です。
何よりショッキングなのは、大会中に深まる岡田監督と選手間の確執まで生々しく描かれていることでしょうか。
W杯で日本代表が得点しても誰も岡田監督のもとに向かわないのを見て、僕は当時これは彼がチームを掌握できておらず、反岡田で選手がまとまっているだけなのではないかと思ったのですが、今回これを読んでそれが確信に変わりましたね。
それでも結果は出たわけですし、今回の監督選考にその教訓は生かされているっぽいので、今さら蒸し返したりはしませんけど。