お気に入り

お気に入りPart.6はアズテック・カメラです。
ネオアコです。ギターポップです。
僕には全く似つかわしくなさそうなジャンルなんですが、意外とこの手の音は好きだったりします。その中でもごく初期から聞いていたのが、このアズテック・カメラですね。


アズテック・カメラはスコットランド出身のバンドですが、結成当初から中心人物のロディ・フレイムの個人プロジェクトの匂いが強かったような印象がありましたっけ。
音楽的には生音を主体とした瑞々しい音作りと、英国よりは米国の音楽に強い影響を受けた志向が特徴で、エブリシング・バット・ザ・ガールやペイル・ファウンテンズ、オレンジ・ジュース、ブルー・ベルズらとともに、80年代に全盛を迎えたアコースティック・ポップの旗手として活躍しました。
日本でもフリッパーズ・ギターなど、彼らに影響を受けたミュージシャンは多かったです。フリッパーズ・ギターの『カメラ・トーク』で、アズテック・カメラのドラムスのデイヴ・ラフィが2曲ほど叩いていたという記憶があります。


Aztec Camera - Walk Out To Winter


アルバムとはテイクが違いますけど、やはり名曲。甘さと苦さを噛み締めつつパンクを振り返った歌詞が泣けます。


Aztec Camera - Oblivious

D


確か日本ではこの曲が最初にシングル・カットされました。前はPVがあったんですが、消されちゃったんでライヴを。


Aztec Camera - Hot Club Of Christ


インスト。フリッパーズ・ギターもカヴァーしてました。


Aztec Camera - Somewhere In My Heart


米国勢を迎えて黒人音楽のエッセンスを取り込み、音楽的な転換期を迎えた問題作。


Aztec Camera - Good Morning Britain


元クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズとのデュエット曲。


オッサン丸出しの感想で申し訳ないんですが、やっぱりネオアコを聴くと「青春」っぽい感じがしますねww
色彩感溢れる瑞々しい響きと、メジャーになりきれない部分を引きずりつつもあくまで楽天的な音世界が、個人的にはなかなか好きです。