クラブワールドカップ

バルサが勝った!!


試合は全体的に緊迫していて、なかなか面白かったです。
バルサはもちろんスーパークラブなんですが、エストゥディアンテスもしっかりした守備と正確にタスクを遂行する能力を持った好チームでした。やっぱり南米のクラブというのは、選手は無名でも実力的には欧州に引けを取らないし実戦では強いな、というのを再確認しました。
そしてベロンがまだまだ健在だったのを確認できたのも、個人的には嬉しかったです。さすがに運動量は落ちてましたけどキックの精度は錆びついてませんでしたし、DFの仕方とかポジショニングとかトラップとかは欧州にいた時よりは上手くなってる気がしました。メッシと対峙したとき、彼に何もさせなかったあたりはさすがの貫禄で、オールドファンとしては感涙ものでした。
しかし途中まで完封されていたとはいえ、やっぱりメッシはすごいです。苦しい時、取らなくてはならない時に点を取る。これこそエースだなと感心しました。
いやー、頑張って起きていただけの甲斐はありましたね。


それとその前に行われていた3位決定戦の浦項とアトランテの試合で、浦項のキャプテンマークを巻いていたのが、かつて横浜FMや川崎、柏などで活躍していた岡山一成だったのにビックリしました。
彼は元々在日韓国人で日本に帰化した人なんで、多少はやり易い面もあったのかもしれませんが、それでも異国に渡って活躍し、ゲームキャプテンを任されるほど信頼されるというのは、並大抵のことではないと思いちょっと感動しました。
日本にいるとどうしても中村俊輔とか森本とか長谷部とか本田とか、欧州の主要リーグに在籍している選手に目が向きがちですが、今回の岡山や、世界中を実力一本で渡り歩いている福田健二(今度日本に帰ってくるらしいですけど)や、デンマークに渡りそこからブンデスリーガへの足懸かりを掴もうとしている小林大悟や、カナダでベストイレブンにも選ばれる活躍をしている平野孝や、その他Jリーグを通過せずに各国のリーグで戦っている多くの選手たちにも、もう少し注目してあげたいですし、健闘を祈りたいと思います。
頑張れ。