スウェーデン
ロックの殿堂とかあまり興味はないですし、どんなミュージシャンが入っているのかもよく知らないんですが、一応記事が出たので。
毎年恒例の「ロックの殿堂」入りアーティストが15日発表され、スウェーデンのボーカルグループ「アバ」や、ピーター・ガブリエルやフィル・コリンズが在籍したバンド「ジェネシス」などが選ばれた。
選考はデビューから25年を経過したアーティストを対象に、ロックの殿堂基金の委員会による投票で行われた。今回はこのほか、映画「ハーダー・ゼイ・カム」でレゲエを広めたジャマイカ人歌手ジミー・クリフ、1960年代後半に活動した米パンクロック・グループ「ザ・ストゥージズ」や英バンド「ホリーズ」が選ばれた。
記念式典は来年3月15日、ニューヨーク市内のホテルで行われる。
どれも僕のようなオッサンにとっては懐かしいミュージシャンばかりなんですが。
一番好きだったのはやっぱりアバでしたねえ。中学生だった当時、『アバ・ザ・ムービー』なんて映画まで観に行った記憶があります。
アバといえばスウェーデン出身。スウェーデンといえばフリーセックスというのが当時の常識(本当に日本ではそう言われてました)だったので、僕も彼らが2組の夫婦ということを知り、フリーセックス→夫婦→スワッピング→4Pといった具合に、妄想を膨らませていったものでしたww
そう言えば他にも、カーペンターズの兄妹がスウェーデンで結婚式を挙げたという、どう考えてもガセ臭い噂が当時あったんですが、それも「スウェーデンならフリーセックスだしあり得るかも」と思って半分信じてましたっけ。恐るべし、スウェーデンww
これは僕だけでなく、大槻ケンヂもまったく同じことを本に書いていましたし、当時同様の連想をした人も多かったんじゃないでしょうか(笑)
いやー、無知でかつ性欲の捌け口がないと、とんでもないことを考えるものですね。しかし当時蔓延していた『スウェーデン=フリーセックス大国』という誤解は、どこから来ていたものなんでしょう?
そんなアバに敬意と謝罪の意を捧げる意味で、今回は3曲ご紹介。
まずはベタに永遠の名曲、『ダンシング・クイーン』。
次は『いきなり黄金伝説』などでお馴染みのこの曲。
ABBA - Money Money Money
最後は趣味でこの曲。実は昨日の『タモリ倶楽部』でも使われてました。
ABBA - Mamma Mia
アバははっきり言って名曲だらけで、選曲するのも大変です。
あとはジェネシスとかも選ばれているようですが。
ジェネシスはフィル・コリンズがイニシアチブを取っていた、バリバリのポップだった時期というのはあまり好きではなくて、それよりピーター・ガブリエルがヴォーカルを取っていたプログレの頃を好んでいるんですが、今回は間を取ってその過渡期の頃のヒット曲を。
Genesis - Follow You Follow Me
Genesis - Misunderstanding
個人的にはどちらも非常に懐かしい曲です。フィル・コリンズが痩せていて笑えますw
それからジミー・クリフ。
彼は故ボブ・マーリーと並ぶ、初期レゲエの代表的シンガーです。
Jimmy Cliff - The Harder They Come
この曲はクリフ本人が主演した同名映画のタイトル曲で、熱く逞しく神々しいボブ・マーリーと比べると軽く飄々としていますが、実は「操り人形や奴隷として生きるくらいなら、自由な人間として墓場に眠った方がマシ。けれど太陽が輝く限り俺の分け前は頂くぜ」という力強いメッセージが込められています。
それからザ・ストゥージズ。
あのイギー・ポップがヴォーカリストとして在籍していた、パンクの元祖のような存在です。
個人的には大変カッコいいと思っていますが、殿堂という晴れがましい場所に似合うタイプのバンドなのかどうかは疑問がありますねえ。
Iggy Pop & The Stooges - The Passenger
イギーにしても他のメンバーにしても、当時どうしようもないくらいのドラッグ漬けだったわけで、そんな彼らが今になるまで生き長らえて、ロックの殿堂なるものに入ることになるとは全く予想できませんでした。まあそれはキース・リチャーズあたりにも言えることですがw
最後は懐かしすぎるな。ホリーズです。
63年デビューのイギリスのベテランバンドで、現在に至るまで活動を続けています。
The Hollies - Bus Stop
この『バス・ストップ』はオールディーズとしても非常に有名な曲ですし、時々CMなどに使われてもいますので、知っている方もおられるのではないでしょうか。
とにかく皆さん、おめでとうございます。