二人で行くMUSIC JAPAN公開収録

昨日黒ポロさんに誘われて行ってきました。
一応Buono!を観に行くというのが目的だったんですが、MJは普段なら僕が絶対聴かないようなミュージシャンも観ることができるので、そちらのほうも楽しみにしてました。


お目当てのBuono!は中盤くらいに登場しました。
バックにはドルチェを引き連れ、ロック仕様での登場だったので内心ちょっと喜んじゃいました。やっぱりバンドをバックに歌うのとカラオケをバックに歌うのじゃ全然違いますからね。
登場したときの反応もまずまずでした。MJ観覧はこれで4回目でしたけど、今回は女の子のファンの歓声もあったりして、今までで一番好意的な雰囲気だったような気もします。ちなみに一番好意的じゃなかったのはHigh-Kingでしたねww
パフォーマンスもまずまずだったんじゃないかと思います。桃子ちゃんが高い部分を出すとき苦しそうだったのがちょっと気になりましたけど、元気いっぱいのアクティヴなステージングで、ヲタ目線とかを抜きにしてもなかなか良かったような気がしました。
今回は歌終了後にステージでトークがあったのも良かったです。これまで観覧した時にはトークどころか歌もショートバージョンで、終わったら余韻もへったくれもなくとっとと引っ込んでいたのですから、今回はずいぶん待遇がいいなと思ってしまいました。
まあトーク内容は桃子ちゃんがみかんをたくさん食べたこと、雅ちゃんがスノボをやりたいことと大きな雪だるまを作りたいこと、愛理ちゃんが風邪を引いたときにきゅうりを食べろとつんく♂にメールで言われたこと、といういつものハロプロっぽいトークで、後ろの席の女の子がさすがに失笑してましたけど(苦笑)


Buono!以外にもいろいろ出てたんで、覚えている人について簡単な感想を。


いきものがかり

音にはまったくといっていいくらい興味がなかったですし、実際生で聴いても最初は全然ピンと来なかったんですが、後ろの幕が開いて女性合唱団(25人くらい)が登場してコーラスをすると、なかなかいい感じになりました。


ヒルクライム

一応聴いたことくらいはあったんですが。
音がどうこう言う以前に、MCとDJの二人だけのステージというのは、結構しょぼく見えちゃってダメでした。前にmihimaruGTを観たときにも思ったんですけど、広いステージに立つには貧相すぎました。


9nine

メンバーに川島海荷と元おはガールのまどかとPerfumeのゴリラの人の妹がいるというだけで、個人的に勝手に注目してました。だって海荷が歌う姿とか想像できなくて、一回見てみたかったんでww
最初のトークの時点でずいぶん緊張していたのが見てとれて、これは大丈夫かなと思っていたんですが、案の定初っ端から海荷が壮絶に音を外したため思わず吹いてしまい、黒ポロさんにまあまあとなだめられてしまいました。失礼。
特に歌唱力に秀でている子がいるわけではなく、歌も平板なスローバラードだったため、結局盛り上がることなく終わってしまい、会場は気の毒なくらい寒いムードが漂っていました。
なんでも音楽番組に出演するのは今回が初めてだったそうで、ちょっと気の毒な面もあったんですが、厳しく言っちゃうと実力不足ですね。ハロプロやAKBというのはアイドルとしてはかなり実力が高いんだな、というのを痛感しました(アイドリングは生で見たことないので知らん)。


High Speed Boyz

ヴォーカルの人がGReeeeNのプロデューサー&ヴォーカルのHIDEの兄ということで、どんなもんなんだろと観ていたんですけど、ヴォーカルは平凡で華がなくメロディーは単調、しかも歌詞は厨二病という困ったバンドでした。終わった後悪口炸裂しまくりでしたからww
売れてるのかね、これ。


ダイアン・バーチ

名前はどこかで聞いたことがあるような気がしたんですが、音を聴くのは初めてでした。
いかにもアメリカの女性シンガーソングライターにいそうな感じで、特にインパクトもないし感銘も受けなかったんですが、彼女が弾いていたエレピがローズで、すごくいい音でした。昔ローズのエレピが欲しくてしょうがなかったのを思い出しましたね。


倖田來未、AAA、w-inds

3つともまったく興味ないですし、僕とはかなり遠い部類の音なんですが、エンターテインメントとしてはかなり優れているという印象を持ちました。w-indsなどはかなり楽しんで見ちゃいましたから。面白かったです。
それと倖田來未は大変歌が上手いのに驚きました。声量も声の伸びもすごいんですが、それより細かい部分のニュアンスの出し方などの表現力が素晴らしいと思いました。こういうのを聴いちゃうと、例えば高橋愛鈴木愛理が上手いと言っても、それは所詮「アイドルとしては」という但し書きが付いちゃうなと実感してしまいます。
あとw-indsの慶太は、あややと噂になった頃とはずいぶん見た目が変貌してましたww


ヴェルサイユ

今回最大のヒット。
中世ヨーロッパの貴族っぽいヒラヒラのついたシャツやスカートといった、あのマリス・ミゼルを思わせる突拍子もない恰好で登場したと思うと、メタルっぽいスピーディーな音に乗せて革命がなんちゃらとかいう間抜けな内容の歌(本人は真面目な歌詞のつもりなんだろうけど)を歌い出し、そのあまりの馬鹿げたインパクトに手を叩いて爆笑してしまいました。
演奏はメリハリが効いていてかなり上手く、特に巧みなギターソロはなかなか聴かせるものもあったんですが、とにかく見た目が色物過ぎて、真面目に評価する前に笑ってしまうのがすごかったです。
ヴィジュアル系のバンドってすごいな。つーかこういうバンドのファンの人って、どうやって笑いを堪えてるんだろうww


Versailles - Ascendead Master


これが多分この時演奏した曲です。家に帰ってからすぐに捜しちゃいました。
意味もなく派手で、それだけで笑えてしまいます。最高。


終了後はロカベリーさんと合流して渋谷で飲み会。
ハロプロヲタを続けていくかどうか悩んでいた僕は、口を開けば愚痴ばかりで、同席の皆さんを閉口させていました。すみません。
これに懲りずにまたよろしくです。