今日の一曲

昨日布袋寅泰について書いていたら(半分エガちゃんのことだったけど)、突然思い出しました。彼の妹がヴォーカルやってたバンドがあったっけって。
僕自身ずっと忘れていたくらいなのでなかなか思い出せなかったんですけど、30分くらい考えてやっと思い出しました。それが今回紹介するガラパゴスです。
ガラパゴスは90年代前半に活動していたバンドで、別に大ヒットしたとかそういうことはなかったんですが、ジャングルビートという当時のシーンからすると異端の音を出していました。
80年代前半に英国でヒットしたアダム&ジ・アンツやバウ・ワウ・ワウあたりの直系という感じで、なかなか面白く聴いてましたっけ。
ズンドコ叩かれるドラムとポップな歌メロ、幻想的な歌詞と狩野環(この人が布袋寅泰の妹)のストレートなヴォーカルが魅力的でしたね。


Galapagos - Indian Boy


多分デビューシングル。
当時は勘でシングルCDを大量に買っていて、その中に偶然入っていたんですけど、聴いていてテンションが上がるんで当たりだなって思ってました。
ポップで限りなく陽性な音と、力強いヴォーカルのマッチングがいい感じで、結構よく聞いていた記憶があります。
このときはヴォーカルがBOØWYの布袋の妹だとか、そういう予備知識は全然なかったですね。それを知ったのは解散直前くらいだったでしょうか。
まあ僕はBOØWYって別に興味なかったんで、どうでもいい情報でしたけど。


Galapagos - Down By Law


これはファーストアルバムのタイトルチューン。
性急にドコドコとリズムを刻むドラムと、ちょっとエキゾティックなギター、野生的なヴォーカルがカッコいい曲です。
実は僕も今回つべで初めてライブを見たんですけど、意外と上手いバンドだったのですね。


ガラパゴスは3枚のアルバムを出したあと、94年に解散しています。
ヴォーカルの狩野環は、兄の妻である山下久美子今井美樹の楽曲に、コーラスで参加しているという話を聞いたことがありますけど。
こういう忘れていたバンドを思い出せたのですから、エガちゃんに感謝。