今日の一曲

病院から帰る途中に職場に状況を説明に行ったのですが、その間の電車の中で聴いた曲。


The Police - Driven To Tears


今は中心人物だったスティングのみが有名になってしまいましたが、70年代末から80年代初めくらいにかけてのポリスのカッコよさは、尋常じゃなかったという記憶があります。
とにかくニューウェーブのムーブメントに乗って現れたバンドにしては、異常なくらい演奏が上手くて、ライブもすごく聴き応えがありましたから。
まあベースのスティングがジャズ出身で、ドラムのスチュワート・コープランドが元カーヴド・エア、ギターのアンディ・サマーズがアニマルズやソフト・マシーンで弾いていたという経歴を見れば、その腕前も納得ですが。
個人的にはコープランドの、二拍目と四拍目のアクセントの部分をスネアじゃなくてバスドラで打つというところが、すごく斬新な感じがして好きだったのを覚えています。
そういう叩き方をするのは、当時はレゲエのドラマーくらいでしたからね。初期ポリスはレゲエの影響が強くて「ホワイト・レゲエ」とも呼ばれてましたが、表面的なスタイルだけでなくこういうところも、すごく研究されているなと感じました。