今日の一曲

この間のカラオケで歌った曲なんですが、TOTOの『Hold The Line』です。
TOTOと言えば『Rosanna』や『Africa』といったアダルト・コンテンポラリーなヒット曲を思い起こす人が多いでしょうが、僕が好きなのはそうなる前のハードロックしていたTOTOです。
当時中学生だった僕にも理解できるような、わかりやすいカッコよさに溢れていたんですよね。
まあいかにも中学生が好きそう、と言われれば、何も返す言葉はないんですけどww
こういうのとパンクを同時進行で聴いていたんですが、少年(あくまでも当時の)にウケそうなところは共通しているかもしれません。


TOTO - Hold The Line


スタジオミュージシャンたちが集まって、割とハードなロックをさらりとやりましたという感じ。
粗さは皆無で完璧に仕上がった曲です。特にイントロで三連譜を刻むピアノのカッコよさは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
ただその粗さの無さが、食い足りないというロックファンも多かったと記憶していますが。


TOTO - 99


ちょっとジャズがかった物悲しいバラード。
特に芳醇なメロディーがたまりません。
ベースのチョッパーや間奏でのキーボードソロなど、聴き所も満載。


TOTO - Georgy Porgy


これがブレイクした後の路線に一番近い曲かもしれません。
初めは地味でどこが良いんだよって思ってましたけど、歳をある程度取り、ソウルミュージックを理解できるようになった今聴くとクールです。
必要最低限の音のみで構築されたサウンドが素晴らしい。


TOTO - Goodbye Elenore


とにかくドライブ感があってカッコいいハードロックナンバー。
今の時代に聴くと笑っちゃうほど古臭いですが、そこがまたいい。
演奏は全員上手いんですが、特にジェフ・ポーカロの驚異のバスドラ連打がすごいですね。
実はこの曲がまったく売れなくて、TOTOは『Rosanna』や『Africa』路線に転換したわけで、その意味でもターニングポイントになった曲でもあります。