今日の一曲
クリスマスということで、クリスマスソングをひとつ。
普通に考えてみれば、こういうのはイブの日にやったほうが感じが出るんでしょうけど、忘れてましたのでw
Paul McCartney - Wonderful Christmas Time
ポール・マッカートニーが79年にソロ名義で出したクリスマス用シングル。
当時英国ではクラフトワークの再評価、YMOの上陸、ニューウェーブ勢の勃興などにより、テクノポップが流行りつつあったのですが、ポールもいち早くそれに注目したのか、明らかにそれを意識した音になっています。
またこの曲は英国では6位にランクされましたが、ビルボードではチャートインしませんでした。これはビルボードに「クリスマスソングは一般チャートにランクインさせない」という規定があったからだそうです。
ポールは翌80年、来日して大麻取締法違反で現行犯逮捕されましたが、本国送還後に作られたソロアルバム『マッカートニーII』では、さらにテクノポップに傾倒しています。
Paul McCartney - Coming Up
先行シングルで、ビルボードで1位を獲得し、ポール健在を知らしめた曲。
ポールとは微妙な仲のジョン・レノンもこの曲を気に入っていたことは有名で、一説ではこれを聴いてミュージシャンとしての再起の意欲を燃やしたとも言われています。
奥さんのリンダ以外の10人を、全てポールが演じているPVもなかなか面白いです。
なおこれはブログへの埋め込み不可能なんで、指示に従って見て頂ければと。
Paul McCartney - Waterfalls
アルバムからの第二弾シングル。
無駄のない哀愁メロディーがなかなか心に沁みます。
個人的には80年代のポールの曲で一番好きなんですが。