液体愛好者の日常

おはようございます。
仕事から帰ってきて、朝食を食べてからすぐに書いています。
侵略!イカ娘』が昨日で最終回だったので、正直観るのに忙しくてブログどころではないのですが。




実は昨夜出勤途上で、警察官から職務質問を受けました。
おそらく見た目が怪しかったんでしょうね。
黒のダウンジャケットにカーキのカーゴパンツ、黒のニット帽に黒の手袋、おまけにマスクまでして裏道を自転車で疾走してましたから。確かに怪しいww
正直な話仕事に行く途中でこういうことに時間をとられるのはあまり気が進まなかったのですが、経験上(職質を受けた経験ではない)こういうのは素直に応じたほうが話が早いのはわかってたんで受けることにしました。
任意だからと拒否することは法律上は可能ですが、昔弁護士で元国家公安委員長白川勝彦氏が、任意だからと言って通り抜けようとしたら数人の警察官に囲まれてさらに職質攻めに遭った、なんて話もあったくらいですから。
ただ一応警察手帳の提示は求めました。警察官は職務執行に当たって警察官であることを示す必要があるときは、恒久用紙第一葉(氏名や本人の顔写真があるページ)の表面を提示しなければならないと国家公安委員会規則により定められていますし、提示を求められたらそれを拒否する権利はありませんから。
これで相手の名前と所属、階級などを確認してから職質スタート。
ここで提示を渋られたりしたら、
「自分を停止させて質問するという行為の法的根拠と、その法のどの部分に自分が該当するのかを教えて下さい」
とかいじめてみようかなとも思ったんですけど、基本的に穏やかで礼儀正しい人でしたし(声をかけてきたときも「すみません、警戒中なんでちょっといいですか」みたいな感じでした)、下手に怒らせてこじれると遅刻して自分が困るだけなので、なるべく丁寧に礼儀正しくはきはきと答えました。
「どちらへお出かけですか」
「出勤途中です」
「お仕事はなんですか」
「郵便局で夜勤をしています」
みたいな感じで。
で、身分証明書とかあるか訊かれたんで、住民基本台帳カード(免許証がないので代わりに携帯している)を見せたらそこであっさり
「ありがとうございました。ご協力感謝します」
と言われて解放されました。
時間にして約5分。ロスと言えばロスですが、予想以上に簡単に済んでよかったです。まあ僕は何のやましいところもない、善良な一市民ですからねww
警察官ってのは大体アフターフォローって概念がなくて、こちらを不快にさせることが多いんですが、その点昨日の警察官は良かったとは思います。
自分の経験上、この程度の言葉遣いもできないのがごろごろしている世界ですからね。
「やましい事が無いのであれば協力するのが当然」みたいなことを言うやつもいますし。本当にやましいところがないのなら早く取調べを可視化しろ。


あとよくネットを覗いていると「こうやれば職質警官を撃退できる」みたいな記事がありますけど、それを実践している暇があったら免許証でも見せたほうが早いですよ。
ああいうのは法的には正しいですし、感情的にもわからぬでもないのですが、でもそれをやると確実に無駄なコストになりますから。
まあ本当はそれじゃいけないのですけど、そこを変えるなら社会全体がもう少し関心を持って、人権意識を突きつけていかないと無理だと思いますね。
それにこれらを書いている人全般に言えることですけど、根本的に「彼らも法に従うはずだ」と無根拠に信じてるところがまだまだ甘いww