日本代表 vs 中国代表

うーん、ひどい試合。
病床で頑張って見ているこっちの身になってほしいです。
アジア最終予選にも出られず、しかも若手中心の中国相手に、ホームでこの内容というのはちょっとお寒いですね。つーか楢崎のPKセーブがなかったら負けてたでしょ。ひどい。
たとえ酷い内容や散々な結果だったとしても、理想形の準備段階の明暗であったり、新しい選手や配置を試しての失敗であったり、次に繋がる一瞬の何かが感じられたり、少しでも今後への希望が見えたり、ということであれば納得も出来るんですが、今の日本代表にはそれが全く無いですからねえ。毎回同じ失敗してるわけで、よく飽きないなと思います。
まあ毎回同じようなこと書いていて、こっちも飽きてきましたがｗｗ

解説も散々言ってましたが、日本代表のサッカーってゴールを奪うためのプレーじゃないんですよね。パスをつなぐのが目的なだけに見えます。ミドルも全然ないし、シュートを打たないとゴールは奪えないですよ。
おまけにそのパススピードはいつも遅すぎますし、攻撃はサイド一辺倒でしかも正確じゃない。これを毎試合繰り返しているわけで、その停滞ぶりと学習能力のなさには呆然としました。
1対1で仕掛けないのも相変わらずですね。局面局面では中国に負けてました。
いくら組織で数的優位でカバーとは言っても、最後は局面での1対1勝負に勝たないといけませんね。
ドリブルも出来ない、ミドルも蹴れない、なんか迫力が致命的にないのが厳しいです。
昼間やっていた女子代表は、ボールを持つと皆ドリブルで積極的に仕掛けてたんですが。そうやって仕掛けるから相手DFも寄ってきて、その結果パスコースが空いてチャンスもできてました。女子のほうがよっぽど真っ当なサッカーができてます。
女子代表の監督に、日本代表も兼任してもらったほうがいいんじゃないのか？ｗ

それとやっぱり、身長差とかフィジカルの強さって無視できないんだな、ということを痛感しました。中国はかなり未熟な選手が多い印象でしたが、高さや強さを上手く使ってました。
あと体の大きさやパワーによる切り返しの深さや、ドリブルの瞬間的なスピードなんかは、中国選手の方が可能性を感じさせましたね。明らかに向こうの方がポテンシャルが上に見えたのが寂しいです。
攻めるときはガーっと走り込んでシンプルに最後までいくという点では、中国のが世界標準のプレイしてましたし。

しかし試合後の岡ちゃんの、開き直ったようなインタビューはすごかったです。
中国相手に無得点なのに、「チームがだいぶ良くなってきた」って……
観客のブーイングがすご過ぎて笑えたｗｗ
まあ寒風吹きすさぶ中であんな試合を見せられて、おまけにそんなこと言われたら普通誰でもキレるでしょうけどねｗｗ